有料商品シナリオの販売設定の流れについて説明していきます。
銀行振込の一括支払に関しては、
CREA MAILで有料商品を販売する方法~STEP1:銀行振り込みの場合
で説明しています。
ここでは、銀行振込の「定額支払、分割支払」全体の流れにそって順番に説明していきます。
1.有料シナリオの作成をする
新規作成をする場合は、左サイドメニューの「シナリオ管理」にある「シナリオ新規作成」をクリックします。
シナリオの種類を選択する「シナリオ(商品・メルマガ)新規作成」画面が表示されます。
「有料商品」を選んで「次へ」をクリックします。
「シナリオ(商品・メルマガ)登録」が表示されます。
シナリオの基本設定を入力し、「登録する」をクリックしてシナリオの作成は完了し「シナリオ管理メニュー」が表示されます。
既存シナリオがある場合は、左サイドメニュー「シナリオ管理」の「シナリオ一覧」から設定をしたいシナリオを選択するか、ヘッダーメニューの「シナリオ」のプルダウンメニューから選択してから「シナリオ管理メニュー」を表示してください。
2.販売価格などを設定する
「シナリオ管理メニュー」画面で、「シナリオ設定」の帯の下の「販売設定」をクリックします。
販売設定画面が表示されたら、その中にある「支払方法の追加」をクリックします。
支払い方法の選択、設定フォームが表示されます。
「支払方法」をプルダウンメニューで選択します。
ここでは「カスタム(銀行振込の分割払い等、定期的な支払い)」を選択すると「支払条件の入力欄」が表示されます。
「支払い方法」では、銀行振込の一括支払と分割支払、定期支払、クレジットカードの一括支払と分割支払、定期支払の支払方法の選択ができます。
クレジットカードの支払いなどを選択する場合は、先にトップページから決済会社の選択をする必要があります。
トップ⇒個人設定⇒販売設定で設定をすると、プルダウンメニューに表示されるようになります。
銀行振込の分割支払
「支払条件の入力欄」の銀行振込で分割支払をする方法を説明します。
- 支払サイクルの「分割払いとして使用」欄にチェックを入れます。
- 合計金額欄にユーザーが支払う総金額を入力します。
- 分割の支払は月毎、週毎、日毎で分けることができますので該当する分割期間を選択します。
- 分割回数をしています。
サンプル画像では、例として10,000円を1ヵ月毎に4回払いで支払う場合の設定をしています。
銀行振込の定期支払
銀行振込での定期的な支払を設定する場合は下記になります。
- 支払サイクル欄にユ-ザ-が定期的に支払う金額を入力します。
- 定期支払のサイクルも月、週、日で設定できますので該当する定期支払の期間を選択します。
サンプル画像では、例としてユーザーに毎月10,000円継続課金する場合の設定をしています。
支払方法の表示名について
「支払方法表示名」は「登録フォーム」の「支払方法の選択項目」に反映されます。
「支払方法表示名」の記載内容としては、
- 支払方法(銀行振込や決済会社等の名前)
- 金額
- 分割回数
- 税金の込別
を記載するとわかりやすくなります。
例)
銀行振込 1,000円 × 10ヶ月分(税込)
銀行振込 1,000円 × 5ヶ月分(税抜き)
「支払方法表示名」に支払い内容が一目でわかるような表示をします。
上記画像で設定した内容は、「登録ページ」を確認するとこのように表示されます。
ユーザーに分かりやすいように「支払方法表示名」を変更することをお勧めします。
3.決済フォーム(登録フォーム)の設定
設定をした登録フォームを確認する方法、表示切り替え方法、
登録ページの確認・使用方法
「シナリオ管理画面メニュー」を表示します。
「シナリオ情報」の「登録ページの表示」をクリックしてください。
登録ページが表示されます。
「登録ページの表示」で表示されたページのURLを使用して、登録ページの紹介をユーザーにします。
URLをコピーして、メルマガ、ブログなどでの紹介にご使用ください。
LPに登録フォームを埋め込む方法
外部のランディングページ(LP)に、CREA MAILの登録フォームのタグを埋め込む方法を説明します。
タグの発行は、シナリオ管理メニューから行います。
「 登録フォームデザイン」の「登録フォームタグの発行(HTML)」をクリックするとタグの発行ウィンドウが
表示されますので、右クリックでコピーし、外部のランディングページへ貼付してください。
登録ページの支払方法表示切り替えについて
初期設定では、支払方法のタグはラジオボタンになっておりますが、プルダウンに変えたい場合は「シナリオ管理メニュー」の「登録フォームデザイン」にある「登録フォームデザイン」から変更ができます。
「登録フォームデザイン」が表示されます。
「%payment_method_radio%」の部分を変更すると支払方法の表示の形式が変更できます。
置き換え文字から選択して「変更する」をクリックしてください。
ここでは、「%payment_method_radio%」ラジオボタン ⇒「%payment_method%」プルダウンメニューに変更しました。
登録完了ページについて
登録フォームから必要事項が登録されて申し込まれると、登録完了ページが表示されます。
登録完了ページは、CREA MAILの完了ページ以外の外部の完了ページを表示させることもできます。
登録完了ページの設定は、該当シナリオの管理メニューから選択をします。
「登録フォームデザイン」の「登録完了ページ設定」をクリックしてください。
「登録完了ページ」が表示されます。
外部の登録完了ページを表示したければ、「本登録完了ページURL」に外部ページのURLを入力してください。
CREA MAILの登録完了ページのデザインを編集する場合は、「本登録完了時のデザイン」を編集してください。
編集はHTMLで行います。
編集が終わったら、「変更する」をクリックし保存してください。
こちらは、CREA MAILの登録完了ページです。
4.自動返信メールの設定をする
ユーザーから円滑に継続的な支払が行われるようにするステップメールの設定について説明します。
このスッテプメールの役割は以下2つです。
・ユーザーへ支払期日の案内
・支払が完了する度に配信される決済完了の通知案内
ステップメールの配信は「ステップメールの設定」の項目で6つに区分けされています。
どの段階でどの配信メールを使用するのか以下の表をご確認ください。
登録フォーム 申込時 |
初回 支払時 |
2回目 支払時 |
3回目以降 支払時 |
|
申込時 (支払前) |
○ | ー | ー | ー |
本登録完了時 | ー | ○ | ー | ー |
月額課金更新時 | ー | ー | ○ | ○ |
月毎通知 | ー | ○ | ○ | ○ |
本登録中 | ー | ○ | ー | ー |
配信解除 | ー | △ | △ | △ |
※△は置き換え文字「%cancelurl%」などでユーザーのメール配信を解除したときに送信されます。
ステップメールは、「シナリオ管理メニュー」から、「ステップメール」の「自動返信・ステップ管理」をクリックしてください。
お申込時(支払前)のメール
有料商品のシナリオの場合、「申込時(支払前)」タブが表示されます。
「申込時(支払前)」タブでは、申し込みがあってから、料金が支払われる前までに、自動(または手動)で送信するメールを設定や未払いのユーザーに対して再請求をするメールの設定ができます。
主に請求メールとして使いますので、振込先の銀行情報や支払期日、カード決済業者への支払いリンクなどを記載していきます。
では、支払い前のメール設定について説明していきます。
「ステップメール設定」の「申込時(支払い前)」タブをクリックしてください。
「操作」の「鉛筆マーク」をクリックします。
「ステップメールの作成」が表示されます。
メールの本文に、料金を受け取る銀行口座や取引内容や支払期日などを記入して保存します。
【振込口座の例】
振込銀行 ◯◯銀行 ◯◯支店
預金口座 普通預金
口座番号 1234567
口座名義 ◯◯株式会社
銀行振込 25,000円 3ヶ月分 (税込)
銀行振込 45,000円 6ヶ月分 (税込)
銀行振込 80,000円 12ヶ月分 (税込)
次に、「お申込時(支払前)のメール」では申し込みはあったが、支払決済が済んでいない「料金未払いのユーザー」に対して支払請求メールを配信する設定ができますので必要に応じて設定してください。
作業手順を紹介します。
支払請求メールの作成は「ステップメール設定」画面で「新規追加」をクリックすると新規作成ができます。
「料金未払いのユーザー」に対する支払請求メールの配信設定はステップメールの「配信時期」のプルダウンにある「登録日からの経過時間」を選択して設定できます。
例えば、「登録から○日」経つのにまだ決済が済んでいない「料金未払いのユーザー」に対して支払請求メールを作るには、配信時期を「登録から○日後指定」を選択し、「登録から○日後の同じ時分」と設定します。
支払請求メールを設定すれば「料金未払いのユーザー」に再度、支払請求ができるようになります。
料金が振り込まれたユーザーの受領処理が終わった場合は「お申込時(支払前)のメール」内のステップメールは自動で削除されます。
月額課金更新時(支払完了案内)
「月額課金更新時」は、支払が完了する度にユーザーへ決済完了の通知をするメールです。
通知メールの内容は初期設定してありますので、変更する必要がなければこのままご利用していただけます。メール内容の確認と編集は下記のとおりです。
月額課金更新時(支払完了案内)は、「ステップメール設定」の「月額課金更新時」タブをクリックすると設定画面が表示されます。
初期テンプレートを編集するには「鉛筆マーク」をクリックすると編集画面に移動できます。
「本文」欄に初期テンプレートが記載されていますので、必要に応じて編集してください。
月毎通知(支払日案内メール)
「月毎通知」のタブから配信するメールは「支払期日」を案内するためのメールです。
「月毎通知」は「ステップメール設定」の「月毎通知」タブをクリックすると設定画面が表示されます。
ここで設定する「支払期日」に関する内容は下記の4種類です。
これら4種類の設定について説明します。
1)有効期限前の期日案内
ここでは、ご自身の商品やサービスを利用しているユーザーへ有効期限が近づいてきたことや次回の決済を連絡するメールを作成し配信設定します。
以下設定について説明します。
「ステップメール設定」の「月毎通知」のタブをクリックします。
「月毎通知」タブをクリックすると設定画面が表示されますので「ステップメール一覧」の「新規追加」をクリックします。
ステップメールの編集画面設定では、「本文」に案内の記載と「配信時期」に配信時間の設定をします。
編集画面の「本文」には ユーザーに連絡する上で必要な、
- あいさつ文
- 期日案内
- 取引内容
- 金額
- 振込先事項
などを記載します。
【振込口座の例】
振込銀行 ◯◯銀行 ◯◯支店
預金口座 普通預金
口座番号 1234567
口座名義 ◯◯株式会社
銀行振込 25,000円 3ヶ月分 (税込)
銀行振込 45,000円 6ヶ月分 (税込)
銀行振込 80,000円 12ヶ月分 (税込)
「配信時期」の設定で「有効期限終了の前」を選択すると有効期限終了前に配信できるステップメールが作成できます。
編集画面の「配信スケジュール」「配信時期」のプルダウンをクリックし「有効期限の◯日前」を選択します。
例として「有効期限の5日前に期限が近づいてきたことを知らせるメール」を設定します。
「有効期限の◯日前」を選択すると下に「有効期限の「 」日前の同じ時分」と表示されます。
例では「有効期限の5日前」なので「5」を入力します。
設定が完了したら「更新する」ボタンをクリックすると「有効期限の5日前に期限が近づいてきたことを知らせるメール」が作成できます。
2)有効期限切れの案内
ここでは、ご自身の商品やサービスを利用する有効期限が過ぎたユーザーへ取引終了の旨を連絡するメールを作成し配信設定します。
以下設定について説明します。
「ステップメール設定」の「月毎通知」のタブをクリックします。
「月毎通知」タブをクリックすると設定画面が表示されますので「ステップメール一覧」の「新規追加」をクリックします。
ステップメールの編集画面設定では、「本文」に案内の記載と「配信時期」に配信時間の設定をします。
「本文」への記載内容は、「既に支払期日が過ぎているため取引を終了する」という旨のお知らせになります。
ご利用状況によって設定してください。
お世話になっております。◯◯◯です。
期限までに契約更新が行われなかったので
本日をもちまして、◯◯◯◯の契約は終了となります。
いままで◯◯◯◯をご利用いただきまして
ありがとうございました。
次に「配信時期」の設定をします。
「配信時期」の設定で「有効期限終了の後」を選択すると有効期限終了後に配信するステップメールが作成できます。
例として「有効期限の1日後に契約終了したことを知らせるメール」を設定します。
編集画面の「配信スケジュール」「配信時期」のプルダウンをクリックし「有効期限の◯日後」を選択します。
「有効期限の◯日後」を選択すると下に「有効期限から「 」日後の同じ時分」と表示されます。
例では「有効期限の1日後」なので「1」を入力します。
設定が完了したら「更新する」ボタンをクリックすると「有効期限の1日後に期限が終了したことを知らせるメール」が作成できます。
3)配信解除
有効期限が切れたユーザーに対して、メールの配信解除をすることができます。
配信解除の設定は「有効期限切れの案内メール」の作成画面から行います。
「配信後に実行するコマンド」の「メール配信後の配信解除」から「配信後配信解除」を選択すると有効期限が切れたユーザーを配信解除できます。
また、「配信後配信解除」の選択には、
- 配信後配信解除(解除時メールは送信しない)
- 配信後配信解除(同時、解除時メールを送信する)
の2つのオプションがあります。
このオプションは「配信解除タブ」内に設定したステップメールを同時に送信するかどうかになります。
「配信解除時」のメール本文を確認する場合は、「操作」の「鉛筆マーク」をクリックしてください。
配信解除時に、「配信解除タブ」内のメールを送信するには、「配信後配信解除(同時、解除時メールを送信する)」を設定してください。
4)未払いユーザーの対策
「督促メール」を数回配信することで、料金未払いユーザーに対して、支払いを促すためのメールの作成と配信設定について説明します。
設定の仕方は基本的に「有効期限前の期日案内」で説明した内容と一緒です。
「ステップメール設定」の「月毎通知」のタブをクリックします。
「月毎通知」タブをクリックすると設定画面が表示されますので「ステップメール一覧」の「新規追加」をクリックして「ステップメールの作成」画面を表示します。
ステップメール作成画面で、件名、本文、配信スケジュールの設定をしていきます。
件名や本文の内容については次のことを記載するのがおすすめです。
- あいさつ文
- 期日案内
- 取引内容
- 金額
- 振込先
件名に【再送】、【再々送】等を入れて再送信していることを表示しておくと同じ内容で2回以上配信されていることがユーザーがわかりやすくなります。
記載内容は最初の配信メールと基本的に一緒ですが期日案内の中に
「あと3日で終了です。」
「明日で終了です。」
等を明示するとよりユーザーに分かり良くなります。
【振込口座の例】
振込銀行 ◯◯銀行 ◯◯支店
預金口座 普通預金
口座番号 1234567
口座名義 ◯◯株式会社
銀行振込 25,000円 3ヶ月分 (税込)
銀行振込 45,000円 6ヶ月分 (税込)
銀行振込 80,000円 12ヶ月分 (税込)
次に、「配信日を設定」で作成したメールをいつ配信するのか設定します。
例として有効期限の3日前に期限が近づいてきたことを知らせるメール設定してみます。
編集画面の「配信スケジュール」「配信時期」のプルダウンをクリックして、「有効期限の◯日前指定」を選択すると、下の「有効期限から「 」日前の同じ時分」と表示されます。
この例では支払期日の3日前なので「3」を入力して「更新する」をクリックします。
ここでは3日前配信の督促メールの設定を案内しましたが、「有効期限の1日前」「有効期限の5日前」にほぼ同じ内容で、3回メール配信する設定にすることで未払いユーザーに支払を促すことができます。
次に、ユーザーが商品の代金を支払ったことが確認できた後に送る、「本登録完了時」タブのメールを設定します。
このメールでは、支払いが確認されたことやコンテンツのダウンロードURL、サービスのログイン情報、物販の場合は商品が送付される予定日程などを記載することで、ユーザーにメールで自動的に伝えることができます。
「ステップメール設定」の「本登録完了時」のタブをクリックしてください。
「操作」の「鉛筆マーク」をクリックします。
「ステップメールの作成」が表示されます。
支払いの完了が確認できたら、支払い確認済みの連絡と商品の手配などについて説明した本文を作成してください。
5.振込後の受領処理をする
左サイドメニューの「売上レポート」もしくは「月毎売上レポート」をクリックして売上レポートを表示させます。
検索条件の「支払い」の「料金」にあるプルダウンメニューで、「未受領」を選択して「絞り込み」をクリックしてユーザーの絞り込みをしてください。
これによってまだ支払が終わっていないユーザーを一覧で確認することができます。
未受領のユーザーの
ここで該当ユーザーを見つけたら左の操作アイコンにある「¥」(売上詳細アイコン)をクリックします。
「売上詳細」タブ内にある「契約情報」の「受領状態」が「未受領」になっています。
「受領状態」の「受領処理(メールあり)」もしくは、「受領処理(メールなし)」をクリックすることで、受領状態に変更できます。
ここでは、「受領処理(メールあり)」をクリックした場合を例に説明します。
「受領状態」の「受領処理(メールあり)」ボタンをクリックすると、先ほど設定した「本登録完了時」のステップメールが配信予約されます。
「本登録中」のステップメールも配信予約されます。
これで、銀行振込の場合の、一括支払いでの、大まかな一連の作業が完了です。
6.売上レポートで売上の確認をする
受領した金額が売り上げに反映されているかを確認します。
「月毎売上レポート」、もしくは「売上レポート」で入金したユーザーに該当する項目を選定して「絞り込み」をクリックします。
「絞り込み」によって選定されたユーザーを確認し、該当ユーザーの内容を照合して実態と合っていれば完了です。